2014/05/12

Old Friendsの遊び場──三ノ輪橋

2014.4.26【東京都】──「隅田川を歩く_8」


より大きな地図で 隅田川を歩く を表示

荒川公園:荒川区役所前(Map)


 遠目からは、わけの分からない点描画のように見えるところが好きで、サイモン&ガーファンクルの「Old Friends」を想起しますが、ちと世界が違うようです。
 腕自慢できなくても、思わず声を上げるギャラリーとのコミュニケーションは楽しげで、見学者も「次はオレ!」と意気込んでいます。
 「将棋は記憶勝負」や「脳の活動がもっともエネルギーを消費する」からすると、じいさんたちはじっとして熟考するだけで腹を減らすことでしょう。
 年を取ると、ボケ防止と運動不足解消のバランスを保つのは難しそうです……


ジョイフル三ノ輪(Map)

 右は都電終点の三ノ輪橋停留所付近にある、元気な三ノ輪橋商店街(ジョイフル三ノ輪)。
 自称日本一安くティッシュペーパーを売る店(確かに安い)や、カキの串焼きも並べる総菜屋(人だかりで順番が分からない)など、商売への気合いが伝わってきますし、歩いて楽しいアーケード街です。
 「がんばれ日本」の横断幕は震災復興へのエールではなく、冬期オリンピック応援用を片付けてないだけかも……


三ノ輪橋停留所(Map)


 反対側終点の早稲田停留所は、道路に浮かぶ島のようで落ち着きませんが、こちら側には都電にマッチした風情が感じられ、物語の舞台になりそうな雰囲気があります。
 増税後の運賃は現金170円、ICカード165円とされ、「古い160円の回数券ご利用の際は10円を添えてください」のアナウンスがあります。
 回数券に厳しく聞こえるも、販売時は160円券×7枚で1,000円とのこと。現在は170円券×6枚+100円券×1枚で1,000円(1,120円分)ですから、やはり回数券は庶民の味方です!


 ノスタルジックな看板は新しい車両にもマッチするとの演出でしょうが、手法に古さを感じてしまいます。
 ここは思い切って品川駅のように液晶画面を使って、往時の沿線映像(映画や個人フィルム)を流せば、乗車を遅らせて足を止める人がいるのでは? と思ったりします。

 江戸時代の付近一帯は三河島(みかわしま)とされ、その由来は「中川・古利根川・荒川の三本の川に囲まれた中州」が有力らしいも、下記説明のため「家康が本拠地三河(愛知県)から連れてきた人々が住み着いた地」説も記します。


円通寺(Map)


 境内には幕末期の「上野戦争:1868年彰義隊(しょうぎたい)ら旧幕府軍と薩摩・長州藩中心の新政府軍の戦い」で敗れた彰義隊士の墓があります。
 戦い後も上野で野ざらしの遺体は埋葬を禁じられるも、この地で供養したのは徳川家とゆかりを持つ、上野寛永寺(徳川家の菩提寺)の領地にある寺でした。
 写真は上野にあった黒門(黒門町の由来)で、遺構もこの寺に移設されますが、弾痕だらけの姿から戦いの激しさが伝わってきます……


2014.5.4・5【神奈川県】

鎌倉〜逗子(Map)

 ゴールデンウィークというのは、休みが暦通りの者には大抵4〜5日程度のもので、間に天気の悪い日を挟むとさらに短かい印象として残ります。

 そんな連休恒例の「湘南の景色」ですが、今回は鎌倉に挑んで敗れた絵になります(右は材木座海岸)。
 稲村ケ崎を目指したものの、鎌倉駅で「江ノ電乗車は40分程度お待ちいただきます」の状況を目にし、あきらめて逗子方面へと逃げました。
 広い景色に出会えたので、とりあえず及第点か(右下は逗子マリーナ)。

 毎年実家方面で耳にするジェット機の轟音(厚木基地の米軍機訓練)は、ゴールデンウィーク定番というか年間スケジュールに組み込まれているように感じます。
 米軍側は連休を人の少ない時期と考えているのか? その時期に訪れる者は「歓迎式典?」の印象を受けます。
 母の「テレビの音も聞こえない」のあきらめ顔(耳の遠い父は不便を感じない様子)は沖縄の基地問題と変わらず、「いつ落ちてくるか分からない」不安は「基地近くに暮らさなければ分からない」現実です。 


横浜 大桟橋(Map)

 天気が悪いので逃げ場のある横浜を選びますが、傘はささずも写真を撮れたのは大桟橋の屋内だけ。
 右は、屋内に逃げてきたモデル撮影(奥は赤レンガ倉庫と傘の花)。
 田町に越してから足が遠のいており、またブラブラしたくなってきました。
 東横線高架跡を遊歩道とする工事はまだ未着手。


追記
 New Macから見える景色_3──夢に見た、メモリ空間からのシステム起動!

 1990年代中ごろ、名ばかりのマルチタスク(同時複数ソフト稼働)、仮想メモリ(ハードディスクをメモリに使用)が可能な「漢字Talk7:MacOS」に感動するも、同時にシステムの「重さ=遅さ」との付き合いが始まります。
 当時抱いた「メモリからシステムが立ち上がれば、サクサク動くだろうに…」の夢と、ついに対面しました!
 新Macはフラッシュストレージ(USBメモリ拡張版のようなドライブ装置)から起動するので、タバコに火をつけてられない速さで起動します。
 ですがそれは、昔から頻繁だった「メモリ故障」によって、マシン内の全データを失う危険性を意味します(メモリはもっとも壊れやすい部分)。
 それゆえMacには、Time MachineやiCloudなどの常時バックアップシステムが装備されることになります。
 また現在のMacには、システム(起動)ディスクもDVDドライブも付いておらず、古くからのユーザーは心細く感じますがその代替として、マシンにはあらかじめ起動用の領域が確保されています(普段使用のシステムがNGでも起動可能)。
 購入した起動可能なバックアップ用ディスクでも、これまで同様の機能が確認でき「見捨てられてなかった!」とホッと……(どんだけ痛い目に遭ったんかい?)
 いずれにしても、現在のところはサックサクに動いています!

0 件のコメント: