2017/09/18

液状化防止の必要──葛西沖埋め立て地

2017.9.9【東京都】──左近川親水公園

 西葛西駅の南側に連なる緑地帯(グラウンド、公園、遊歩道)は、旧葛西海岸堤防沿いに整備されたもので、埋め立て前の海岸線だったようです。


西葛西駅南口 ムクドリの木(リンク先YouTube)

 右は、西葛西駅前名物(?)ムクドリの群れが騒がしいクスノキ。
 集まり始めて10年近いそうで、追い払うための「パリパリ音」を流す設備もあるが、慣れてしまえば「暴走族でも来たの?」と、どこ吹く風で居座ります。
 先日の夕方、群れをなして飛ぶ様子を目にし、1000羽以上とされる数の多さに驚きますが、天敵の少ない都市部は居心地がいいようです。
 部屋下見の際、ベランダに鳥防止用ネットが張ってあったのはそのためかと……(現在外されている)




 秋季東京都高等学校野球大会の一次予選がこの日から始まり、上は東京実業(一塁側)対 高輪(三塁側)試合前のあいさつ。
 以前東東京大会ベスト8の成績を残す高輪の選手が9人しかいないのは、スポーツ特待生募集を停止したためで、少子化時代に向け学校の特色を明確にした結果のようにも。
 一方の東京実業は応援も多く、楽器は無いも部員たちの声による応援に力が入っており、そんな印象通り15対5で東京実業が勝ちます。
 やはり高校野球は「元気ハツラツ!」なので、見ていて気持ちいいものですが、カメラ位置は内野スタンドで、ファウルボールが飛んできそうな場所なのにネットが無いのはちょっと怖い……




 この日は、日照不足・低温で遊び足りない子どもたちが水に入りたくなる陽気のため、9月に入っても稼働する自治体サービスで、はしゃいでいます。
 以前付近は葛西海岸堤防が築かれた海岸線で、1972年から埋め立てが始まります。海抜ゼロメートル地帯を踏まえ盛り土されますが、東日本大震災では液状化現象により住宅や道路にも被害が出たとのこと。
 軟弱地盤の埋め立てでは被害想定が可能なので、お金がかかったとしても液状化防止対策(地盤改良、水を逃がす等)をしておけば、土地は地域の財産になったはずです。




 荒川に面した新左近川水門付近の船置き場ですが、干潮時には水が引いてしまい船は泥の上に。出港時にスクリューがちゃんと回るか心配になります。
 以前は、奥のつばさ橋との間に江戸川区営 新左近川マリーナが整備されるも、浚渫工事が行われないため廃止とされます。維持できないものを作る税金の無駄遣いは、いい顔をしたい人物によりそうで、住民の監視の目が必要となること自体、情けないとも。

 付近の池にはボート場がありますが、数える程度の利用者に対して職員の数が多いように。
 岸辺には桜が多いので、春は千鳥ヶ淵のように(?)にぎわうとしても、閑散期の人員調整が区の施設ではできないように見えてしまう。
 下写真上の白い建物もボート小屋と思われますが、こちらは営業が停止されています。

 ガキが、銃で威嚇する姿勢を覚えたのはテレビの影響でしょうが、きっと自分も同じだったことと……

 釣りとスマホはベストマッチと思える光景ですが、ヒマつぶしの助けとなるスマホでも、ヒットするするまで眺めていたら電池が切れちゃいそう。

 周辺の大規模なウォーターフロント開発が成功例とされるのは、地盤沈下で水没した土地を埋め立て、京葉線や東京湾岸道路の建設が、バブル崩壊前に完了したことに対する評価らしいが、液状化防止をしていない土地はまだ余っているように……

 まだ残暑は厳しいながらも、ススキが穂を伸ばす姿は、夏の幕引きをせかすようにも(下)。



追記──Yes, Yakult !

 このところ腹が下り気味で(水が変わったせい?)、普段の薬をあれこれ飲むも改善しないので次の手を考える際、「生きて腸内に到達する乳酸菌 シロタ株が1本に400億個」が耳に留まり飲んでみれば、あらビックリ、改善するじゃないですか!
 ヤクルトの効き目を初めて実感しますが、そんな信奉者が多いゆえ多くの「ヤクルトおばさん」を見かけ、ヤクルト球団を維持し続けられるのかと。
 これまで、ずっ〜と失礼していました……

0 件のコメント: