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西武池袋線 江古田駅周辺(Map)
いきなりですが、駅のホーム脇にあるダンススクールと言えば? 映画『Shall we ダンス?』(周防正行監督 1996年)で、役所広司が草刈民代を見かけたダンス教室と思うも、ホームに屋根ができたため見上げられません。
映画では3階を見上げる様子も、ここはホームと同じ高さの2階。撮影は3階を借りたのか?
建物の入口にピンと来て、健在のうちに会えてよかったと(隣接地はさら地)。
右は、日本大学芸術学部のイベントスペースで、芸術作品をアートしようと……
初めて訪れましたが、建て替えられた校舎はキレイ過ぎちゃって、趣のかけらもないただのビルでした。
※この駅名だけ「えこだ」で地名は「えごた」と読む。
見事なネーミングに目が留まりますが、健在? 確かめてませんが営業しているようです。
カウンターが逆U字型のカクテルバーで、売りは名物ママとのこと。日芸の学生が多いことからも、気軽に入れる店らしい。
コンパとはドイツ語の「仲間」等を語源とする「みんなでワイワイ飲むお店」のことらしく、われわれが使用した意味と大差ないようです。
そういえば、以前他の町でも「○○コンパ」の名称を見かけた気がしますが、現在東京ではここだけとのこと。
それにしても、入口にあるアーチ状の電飾には、昭和のキャバレーを想起してしまいます。
三大学キャンパスの最寄り駅で、駅を中心とした狭い地域に肩を寄せ合い活気を生み出す商店街に、通った大学近くの京王線下高井戸駅周辺を想起します。
関東大震災(1923年)以降、地方からの流入者は下町ではなく高台を目指すようになり、武蔵野の人口が爆発的に増加し、東武東上線(大山 等)、西武線、中央線、京王線、小田急線(下北沢・経堂 等)、東急線(三軒茶屋、戸越 等)沿線に、庶民の町が誕生します。
商店街に感じるなじみやすさや親しみは、食料品や日用品を扱うからではなく、日常生活の一部となる「アイコンタクト:あいさつ」や「仲間意識」の楽しさにあることを、ひとりで暮らすようになって実感するようになります。
現在暮らす田町付近にあるのは商店街ではなく飲食店街ですが、「労働者の苦悩」が伝わる空気感には、ある種の共感を覚えたりします……
武蔵野音楽大学(Map)
江古田駅の看板に「のだめカンタービレ」(二ノ宮知子の漫画。それを原作にしたテレビドラマ・テレビアニメ・映画などがある)の絵があるのは、漫画がこのキャンパスを舞台に描かれたためらしい(どれも未見)。
幼児教育にも取り組むようで、子どもたちが楽器を持って駆け込んでくる姿を目にすると、どの子も応援したい気持ちにさせられます。
楽団員が楽器を運ぶ姿を、一度撮りたいと挑んだのですが……
下は武蔵野稲荷神社の派手な装飾。
天理教系の新興宗教施設を武蔵野稲荷神社が利用しているため、こうなるらしい。
武蔵大学(Map)
本学の前身である旧制七年制高等学校は、1922年東武鉄道を中核とする根津財閥により開設されます。
南青山の根津美術館は、初代のコレクション展示施設。
関連として、父の実家に近い羽根木公園(世田谷区)は、以前根津財閥所有地だったため「現在も地元の古老には『根津山』と呼ぶ人がいる」とはその通りで、父方の親せきは皆そう呼んでいます(地名にはない)。
もうみんな「古老」とされてしまうのかと……
武蔵野の地にこだわった校名のようですが、東武鉄道系なのに現在は西武池袋線沿線になります。
どちらの事業者も、事業拡大の買収を目指していた時代の名残のようにも……
右は交通情報でよく耳にする環状七号線の豊玉陸橋(目白通り×環七交差点)。
下を通る目白通りはいつも混雑する印象があり、訪問の土曜日はスムーズでも、2010年東京都内の交差点事故発生数でワースト2とのこと。
右・左折時の事故が多いらしいが、それは交差点の構造や信号表示の改善で減らせるはずですし、分かりづらい交差点が多数野放しにされているのは、管理側の責任に思えてなりません。
大江戸線はこの交差点の地下を通り練馬駅へ。
追記──サッカーワールドカップの対戦相手決定
どこを見ても格上ばかりですから、いい悪いを言える立場では無く「チャレンジあるのみ!」です。
対戦相手国の紹介を見ていて、対戦の予備知識として相手国を研究することが「世界観を広める」に通じることに気付かされます。
コロンビアやコートジボワールという国に、これほど関心を寄せたことなどありませんもの。
勝負なので何としても勝ちたいのですが、その対戦から各国間との理解や交流を深めることができれば、大きな意義として記憶されることでしょう……
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