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ハートアイランド(Map)
上は前回目に止まった、路線名部分がハートマークの都営バス。
途中ハートアイランド(足立区新田。遊歩道の愛称に由来)とされる大規模集合住宅を経由する路線のマークで、介護施設的な住宅か? と思ったりも。
かつてのトーアスチール(鉄鋼メーカー:1999年解散)工場跡地の再開発としても、当時から隅田川と荒川に挟まれた土地を、問題なしとした判断が理解できません。
昨今では百年に一度の豪雨被害をよく目にするので、事前に「想定外」を言い訳にできないよう取り組まなくては(おそらく防御は不可能……)。
上写真は何か加工した? と思ってくれたら報われるような、めちゃくちゃ強い北風が吹き荒れ、京葉線などは当然運転を見合わせた「春分の日」の様子です。
堤防の上で受ける突風でも、向かい風には踏ん張れるのですが(反骨精神は大丈夫)、斜め後ろからの追い立てられるような風(下からの突き上げ?)には浮き足立ってしゃがみそうになり、「踏ん張りが利かなくなった?」と自信が揺らぐ事態に……
下は、以前五色の桜が咲く名所から「五色桜大橋」とされますが、響きが重くない?
上下2枚は、隅田川・荒川が堤防で接する付近の様子。
トンボ鉛筆(Map)
ハートの路線には「トンボ鉛筆前」のバス停があり、お世話になった印象からモダンな本社ビルに足を運びます。
縁遠くなった「鉛筆業界ってどうなの?」と思うも、MONO消しゴムなど「MONOブランド:修正テープ、スティックのり等」はよく目にしますし、現在は世界的ブランドとのことで、大変失礼しました。
鉛筆に記された「Tombow」の表記は懐かしくも、トンボマークが180度変わったことに気付きませんでした。
言われてみれば思い浮かぶ、頭が下向きのマークは「お客様に頭を垂れる商の姿勢」でしたが、上向きは「トップを目指して意気込む姿勢」とのこと。
石神井川周辺(Map)
手前から流れる石神井川は、写真奥で隅田川に合流します。
上を通る首都高速中央環状線の板橋JCT〜江北JCT間(2002年)は新しく、上下の2階建て構造とし道幅を一般道路幅に収め、用地買収を最小限にしたことが自慢らしい。
低コストがマストの時代でも、阪神大震災被害が頭をよぎる「一本足構造」より、防音対策の成果をアピールすべきと思うほど静かでした(振動は無理)。
普段目にするタッチの鳳凰が飾られるのは国立印刷局王子工場の門で、ここでは郵便切手や証券類を製造しています。「お札と切手の博物館」を併設。
国立印刷局は1871年(明治4年)に創設されるも印刷技術が未熟なため、紙幣製造はドイツやアメリカに依頼していました。
現在も紙幣製造を他国に依頼する国があるように、以前の日本も単なる印刷物に国が魂を込めていました。
現在の、国債という単なる印刷物をバンバン発行〜買い取ることに魂を込める連中に問うてみたい。政治家や役人は任期中にいい顔をして「引き継ぎヨロシク!」でいいのか? そのツケは次世代に回されても自分の子どもたちは、ツケに困らないよう教育をすればいい、とでも考えているのか……
追記──「笑っていいとも!」終了
ハードディスクレコーダー購入以来(もう10年?)、生番組で人物好感度の↑↓がよく分かる「テレホンショッキング」(結局全編)を録画していました(印象に残るのは、子役時代に嫌な思いをしたらしい「宮﨑あおい」の扱いの難しさを、見守りたいなど)。
民放番組の終了に首相が登場したりの大騒ぎとなる事態からも、「日本で知らない人はいない」大きな足跡を残す番組と認められたようです。
「笑ってる場合ですよ!」の後に登場したころ、現場仕事の食堂(利根川だったか)で「この番組は10年くらい続きそう」の意見が大勢を占める中、自分だけ「んな訳ねえだろ!」と異を唱えたことを覚えているのは、「まだ続いてる」と感じるたびに思い出していたせいかも知れません。大変失礼しましたが、ありがとうございました!
今後は何と言っても「ブラタモリ─全国版」の実現を!
追記──「財布のひもがゆるむ〜」増税前夜
消費税「8%」となる景色を想像できない憂うつ感なのでしょう、ニュース映像の「財布のひもが緩む」発言に共感し「参加しなきゃ!」と腰を上げました。
ビール、ウイスキーやタバコを少し多めに買いましたが、可能な準備をした「自己満足」で気持ちが落ち着くようです。
消費税「3%→5%」移行期の印象は残ってないので、「5%→8%」の印象をブログに記録したいと思っています。
速報?──花見客満開の上野 3月29日(土)
陽気もよく、王子へ向かう際も上野駅で大勢降りる様子から、帰りに寄ってみようと。
周囲の「これって、ディズニーランドよりすごくない?」よりも、初詣に近い印象があります。
桜の開花に春の訪れを感謝し、活力を得ようと「詣でる」のですから信仰に近しい行事です。
程度問題ですが、桜の下で盛り上がりたい心情は理解できるので、この時季だけは周囲も「バカどもが!」と思いながらも、見過ごせる気持ちの温かさを持てます。
右は、奧に富士山が見えれば「浮世絵のよう」と感じた光景で(身なりは違うが、気分は江戸時代と変わらない)、浮世を「はかない世」とすれば、まぼろしのような「瞬間」を楽しんでいる、ということかも知れません。
江戸の活気を受け継ぐこの都市は、生きています!