2014/03/17

東京が祈りを捧げた夜──赤羽橋〜大門

2014.3.8【東京都】


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芝公園周辺(Map)


 東京タワーのライトアップが消された2日間(3月10日:東京大空襲から69年、3月11日:東日本大震災から3年)の、「東京が祈りを捧げる」ような姿には響くものがあり、震災後真っ暗になった町の様子がよみがえりました……
 様々な思いを胸に「あの時感じ、考えたこと」を忘れぬよう心掛けるつもりでも、現在何の備えもしていない現実にたどり着きます。
 阪神淡路大震災を受け非常持ち出し袋を準備し、東日本大震災で期限切れの保存食を処分した、では語る資格もありません。
 非常時は「できるだけ自」だけでなく、微力でも周囲に援助ができるような準備を目標にすべきなのでしょう……

 上は「ザ・プリンス パークタワー東京」のブライダル施設。

 少し時間が空きましたが、西新宿から芝公園に移植された新世界の梅(右)を確認しました。
 数羽のメジロが食事をしていますが、動きが速くて難しい!
 春が待ち遠しい季節にメジロを目にすると、「メジロがおるで〜!」(by 映画『祭りの準備』の馬淵晴子さん)を想起し、旅立ちの季節も間近と感じます。

 近頃テレビにも露出する胴長リムジンの車庫が付近にあり、普段バスの車窓から見かけるのでカメラを持って行くともぬけの殻…… またの機会に。
 どうやって車庫入れするの? という場所にあります。

 浜松町駅周辺は裏路地でも、ウエディングへの出席者とおぼしき着飾った女性を見かけます(二次会までの暇つぶしか?)。
 周辺にはプリンスホテルが2つあり、貿易センタービルや竹芝にも式場があり、密度が高いようです。

 右は、古美術商の英国風煉瓦造りの洋館(5階建て)「ザ・クレッセントハウス」で営業される、フレンチレストランのエントランス。
 以前目黒に、ランチで気軽に入れる小さな店がありましたが、フレンチってどう向き合っていいか分からない面があり、なかなか縁がありません……


 上は大門から増上寺へ向かう人通りの多い参道で、人の途切れた合間を歩くアベックが立ち止まり何かを見上げた様子。女性のマフラーに光が差したのはラッキー。
 暗い基調のコントラストで、モノクロの濃淡に色合いを少しふりかけたような印象に満足しています。こんなの撮ってるからモデルさんに怒らるんです。
 京都としても通じそうに思う、ならば行ってこい!(やはり日本すごろくの「あがり」は京都です)


世界貿易センタービル(Map)

 1970年に、日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング(1968年)」を抜き高さ日本一となるも、「京王プラザホテル(1971年)」に抜かれる短命のNo.1ビル。
 当時の超高層ビル建設ラッシュの記憶は子供心に刻まれており、「展望台→」の看板に誘われ上ってみると、これが意外と楽しかった!
 右は展望台用エレベーターの停止階ボタンですが、40階分並ぶ様子に時代を感じちゃいます(アメリカの古いビルのようで、ボタンを探すのが大変!)。
 当時、直通エレベーターの発想は無かったようで、途中階のボタン押してみればよかったと思うも、誤動作して止まったら閉じこめられてしまいます……

 普段六本木ヒルズの一服処からは、周囲に高い建物も増え当時の面影も薄れた印象がありましたが、東京湾を見下ろす展望は見事で、シートに座り港を眺めたいアベックには穴場のようです(混雑していない)。
 ですが、現在大門駅側に広がる更地を含めた再開発で、2014年度に取り壊しが始まるとのこと。
 この訪問は虫の知らせか?

 右は、直前に男性が腕を伸ばした指し示す姿を撮るも、女性が小さく指を伸ばす絵を選んだ絵。
 背景は豊海にそびえるTOKYO TOWERSの存在感。


古川河口(金杉橋)(Map)


 山手線の車窓から見える古川河口(金杉橋:首都高速下)付近の船だまり。
 この日も営業準備をしており、寒い季節でも利用者がいるようです。

 これまで意識していなかったのですが、増上寺(徳川家菩提寺:現在芝公園)の西端にあたる場所柄から、当時差別化された譜代大名と外様大名(主に関ヶ原の戦いを元に線引きされた)屋敷の立地を分けた、境界的な意味を持つ川だったようです。

 ベイサイドにたどり着き路線も一回りしたので、「大江戸線を歩く」シリーズは終了になります。
 お付き合い、ありがとうございました、


追記──あの姉ちゃんは、STAP細胞騒ぎの「恥」を理解できたのか?

 現在真偽の調査中ですが、一般的に論文発表後は他の研究機関の検証を元にしたQ&Aのやり取りがあるはずなのに、真偽疑惑から反論もなく論文取り下げに至る事態に接し、理化学研究所理事長でノーベル賞受賞者である野依先生の失意は推し量れません……
 彼女が研究目的に利用された背景もありそうですが、そんな研究姿勢ながらも世界から注目を浴びる立場まで歩めたことは、当事者の意識とともに未熟な指導者側が後押したことにほかならず、日本科学界の「不信感」を印象づけてしまう恐れがあります。
 「割烹着が売れてよかったですね」が、彼女の成果だとしたら、実験写真をプリントした割烹着でも売れば? と思うも、もう大阪辺りに出回っていそう……
 科学の利は名誉のためでなく、万民が享受するためにある! はずです。

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