近ごろ旧河川跡の谷筋を歩くせいか、広い場所で花見をしたい! と、砧(きぬた)公園+「最後の桜まつり」となる馬事公苑を歩きました。
ここは、幻の1940年東京オリンピックに向け開設されますが、日中戦争の影響で開催中止となり、1964年東京オリンピックでようやく日の目を見ました。
2020年東京オリンピック・パラリンピックでも馬術競技会場に選定され、来年からの改修工事に伴い休苑となるため、現状施設での「桜まつり」は最後になります。
休苑中は、リニューアルした東京競馬場(府中)「乗馬センター」を拠点とするようです。
競馬場並みに整備された下のグラスアリーナでは、種まきから芝を育てるらしい(芝って種があるんだ…)。
2020年東京オリンピック・パラリンピックでも馬術競技会場に選定され、来年からの改修工事に伴い休苑となるため、現状施設での「桜まつり」は最後になります。
休苑中は、リニューアルした東京競馬場(府中)「乗馬センター」を拠点とするようです。
競馬場並みに整備された下のグラスアリーナでは、種まきから芝を育てるらしい(芝って種があるんだ…)。
右のような直線走路を前にすると、前世は馬? のように駆け出したくなるやからもいそうです、
ゴールデンウイークには、グラスアリーナで子どもとポニーの競争イベントがありますが、初めて見る方はポニーの走りの速さに驚くのではないか。
豊臣秀吉が大型の西洋馬を目にし、在来馬(木曽馬等)はすべてポニー(小型種)と知って以来、西洋馬輸入が盛んになります。
明治時代の富国強兵に伴い、在来馬の大型化が使命とされたため、絶滅に至った在来種もあります。
ゴールデンウイークには、グラスアリーナで子どもとポニーの競争イベントがありますが、初めて見る方はポニーの走りの速さに驚くのではないか。
豊臣秀吉が大型の西洋馬を目にし、在来馬(木曽馬等)はすべてポニー(小型種)と知って以来、西洋馬輸入が盛んになります。
明治時代の富国強兵に伴い、在来馬の大型化が使命とされたため、絶滅に至った在来種もあります。
人出の多い公園では雰囲気に舞い上がり、桜の森の満開の下で「狂う?」やからを目にしますが、そんな姿に春らしさを感じるわれわれも、浮かれているようです。
普段の酔っ払いはうっとうしく、蹴飛ばしても分からないだろうと思うも、花見の気分の良さは理解できるため、迷惑が及ばなければ楽しく眺めていられます。
都市部で暮らす者は、収穫の秋を迎えるよろこびを実感できないため、町でも感じられる桜の満開を、「祭り」として体現したくなるのかも知れません。
全員が名札をつけた集団は「花見 de 合コン」らしいが、盛り上がり過ぎて失敗するヤツの方が多いんだろうなぁ、とも……
普段の酔っ払いはうっとうしく、蹴飛ばしても分からないだろうと思うも、花見の気分の良さは理解できるため、迷惑が及ばなければ楽しく眺めていられます。
都市部で暮らす者は、収穫の秋を迎えるよろこびを実感できないため、町でも感じられる桜の満開を、「祭り」として体現したくなるのかも知れません。
全員が名札をつけた集団は「花見 de 合コン」らしいが、盛り上がり過ぎて失敗するヤツの方が多いんだろうなぁ、とも……
2016.4.3【東京都】──皇居乾通り一般公開
満開に合わせ期間延長と耳にし、話のタネにと行列覚悟で足を運びました。
坂下門から入場なのに、列が二重橋前から始まる様子にビビりましたが、渋滞は手荷物検査場付近だけで、人の多さにしてはスムーズに流れた印象があります。
一般公開は2014年天皇80歳の傘寿記念で開催され、好評のため毎年春・秋の行事となります。
国民への還元としても、皇居の警備には経費がかさみそうと感じるが、そこは、天皇が他で削減した予算を当てる配慮をしてくれたのではないか? とも……(京都御所も期間限定で公開される)
普段入れない場所ではあるが、皇居の桜が特に美しいわけではない、というレポートになります。
一般公開は2014年天皇80歳の傘寿記念で開催され、好評のため毎年春・秋の行事となります。
国民への還元としても、皇居の警備には経費がかさみそうと感じるが、そこは、天皇が他で削減した予算を当てる配慮をしてくれたのではないか? とも……(京都御所も期間限定で公開される)
普段入れない場所ではあるが、皇居の桜が特に美しいわけではない、というレポートになります。
追記──NHK連続テレビ小説『あさが来た』終了
本作が好評だったのは、脚本の見事さによるのでしょう。
タイトルの「あさ」は、明治維新による「日本の夜明け」に重なり、福沢諭吉「学問 のすゝめ」等により男女同権への展望から、女性教育の「黎明期」に通じます。
メインテーマの「日本初の女子大学設立」では、これまで主人公の生き様を受け止めてきた視聴者側に、「この先はあなたが描いて!」と託そうとする姿勢に感心しました。
学が無いとされる主人公(波留)が関西流の軽妙な物語で、西川きよしばりのギョロ目で「びっくりぽんや!」と、ドタバタしたことも受けたのか(わたしはNG)。
「死なせないで!」の投書が殺到したらしい、宮﨑あおい(姉役で「はつ と あさの物語」としても成立する)、ディーン・フジオカ(五代様役には維新への夢が詰まっていた)を始め、玉木宏、近藤正臣、風吹ジュン、柄本 佑 等々…、皆さん魅力的でした。
同じ幕末〜明治維新を描いた、昨年の大河ドラマ『花燃ゆ』には訪れなかった「祝福」が、本作にはふりそそいだように感じます。
本作が好評だったのは、脚本の見事さによるのでしょう。
タイトルの「あさ」は、明治維新による「日本の夜明け」に重なり、福沢諭吉「学問 のすゝめ」等により男女同権への展望から、女性教育の「黎明期」に通じます。
メインテーマの「日本初の女子大学設立」では、これまで主人公の生き様を受け止めてきた視聴者側に、「この先はあなたが描いて!」と託そうとする姿勢に感心しました。
学が無いとされる主人公(波留)が関西流の軽妙な物語で、西川きよしばりのギョロ目で「びっくりぽんや!」と、ドタバタしたことも受けたのか(わたしはNG)。
「死なせないで!」の投書が殺到したらしい、宮﨑あおい(姉役で「はつ と あさの物語」としても成立する)、ディーン・フジオカ(五代様役には維新への夢が詰まっていた)を始め、玉木宏、近藤正臣、風吹ジュン、柄本 佑 等々…、皆さん魅力的でした。
同じ幕末〜明治維新を描いた、昨年の大河ドラマ『花燃ゆ』には訪れなかった「祝福」が、本作にはふりそそいだように感じます。
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