2020/12/14

身近な季節感──行船公園

2020.11.28【東京都】

 近所の行船(ぎょうせん)公園では、これまでタイミングが合わず見頃の紅葉を見たのは初めてで、見事な様子に「十分楽しめる!」と、認識を新たにしました……



 平成庭園の紅葉で有名なようで、天気に恵まれたこの日は、結婚式の前撮りで何組も訪れるように、プロのカメラマンが選んだ日和ですから、バッチリのタイミングと言えそうです。ですが条件が良くても、当人たちの予定や、着付けなどの段取りを合わせるのは大変そうと。

 下は、池の中に段差があり、その堰の上を掃除している様子。普段からそんな場所も掃除するようです。
 ちょうど作業中の雪吊りは、鑑賞用の「化粧雪吊り」とのこと。雪が少ない地域でも、この姿には冬らしさを感じますし、たまに大雪があったりしますから、お願いしておきたいと。


 上は、公共施設(和室・ホール・テラス:月見台)の源心庵で、玄関前には右の枯山水が整備されます(盛砂を作るように気合が入っています)。
 以前ガキがその中を、つま先立ちで駆ける姿を見かけたことがあります。べた足でなかったのは、見えないながらも「水」の気配を感じたとすれば、直感的に伝わるのかもしれないと(単なる罪悪感だけかも)。われわれもそんなことを散々やったんでしょうね。
 心を和ませてくれる白砂ですが、東京で見られる場所が少ないのは仕方ないか……


 上は見事なロケーションですが、ここは庭園外の歩道からの眺めになります。この光景で誘って、庭園に足を運んでもらおうとする狙いは、はまっているようです。
 この奥にあるしだれ桜は、この春には咲きそろわない印象がありましたが、紅葉は十二分に堪能させてもらいました。


他人事との認識が蔓延しているように…

 掛け声だけで「勝負にならなかった3週間」に、「感染者の急増は怖いですね」と、繁華街でインタビューに答える方を責められない気がします。人づてに「〇〇会社でも…」の噂は広まっても、身近に感染者のいない人の方が多いことと。
 そこに、首相答弁から感じる「自分は悪くない」(前任者時分から党幹部の圧力を受けていた)の顔色に加え、専門家の提言を受け入れようとしない態度が、「医者(専門家)の言うことは大げさだから」と受け止められたとしたら、取り返しのつかない間違いを生むのではないかと……

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