2021/05/10

落ち着ける場所──葛西臨海公園

2021.4.24【東京都】

 週末は「No 自粛デー?」のような都心に向かう電車に乗りたくないと、千葉方面を歩きましたが、中心街近くに至ってしまいもう歩く場所がないので、また近所を散策します……


 この日は「非常事態宣言」前日の土曜日で、駐車場の車は多いも園内でそれほどの混雑を感じないのは、公園が広いこともありますが、来園客が距離感を意識しているためではないかと。子どもへの感染が増加していますから、子ども連れに密回避行動が見られるのは当然かと。

 年明けから「非常事態宣言」「まん防」等の制限が続くため、看板施設の水族園ダイヤと花の大観覧車(右)は閉鎖が続きます。観覧車は今年どれくらい回っただろうか? ある程度回さないと整備にも不都合が出るのではないか……(次の訪問時にはゴンドラの色が変わっていたので回しているようです)


 施設だけではなく、上・下のような過ごし方もできるところが、海浜公園のいいところなので、人が集まるのも当然かと。
 公園ツウには人気があるらしく、上の場所にはいつも誰かしら陣取っています。松原の木陰前には海に通じる池があり、奥にある松林の先は海なので風もほどよく吹いてきます。
 折りたたみチェアを車から運ぶように、園内では荷物を運ぶアウトドアワゴンをよく目にしますが(寝た子を乗せて引いていたり…)、明日から駐車場が閉鎖されるとそんな光景も少なくなりそうです。
 海を目指すサイクリングでは、気がはやって力が入りそうですが、海が開けた瞬間の爽快感は格別なものと。江戸川区のサイクリングロードはループ状になっていますが、荒川対岸の江東区側の始点新砂リバーステーションらしいも、何もないため物足りなさを覚えます(埋立地が続くため川の途中にある)。その代わりでしょうか、もっとも海側にあるゲートブリッジ付近のサイクリングロードは、気持ちよさそうです。
 いまどきスマホで狙うのは動画ですから、被写体(右側の彼)への要求も一発芸ではNGらしく、「動きを止めるな!」「つまんねぇなぁ〜」と、結構厳しい注文が浴びせられます。われわれの若い時分にはカメラはもちろん、動画撮影に必要だった8ミリカメラなどとても手にできませんでした。現像代を気にせず撮れるし失敗作は削除できるので、思う存分楽しめそうですし、難しさを知って次のステップにチャレンジできるのは、とてもうらやましいと。
 女子たちは、海に入らなくても足を多めに露出して、蹴り上げる水しぶきを撮影しています。どちらも若さが売りですが、見たいのは後者の絵ですよね……(前者はクリックしません)
 右のような2ショット写真も、画面を確認しながら撮れるので、イチャイチャ楽しめますし、以前のバカチョンカメラと違い広角レンズなので、失敗も少なさそうと。
 スマホ写真は、その場でシェアやアップができるので便利だし、彼女の写真をいつでもスマホで見られるのはうれしいとしても、その後はどうするのだろうか? 家の押入れから「こんな写真が出てきた!」は笑えても、別の女性とスマホを見ていて表示されたらどうしましょう……


国民より五輪を重視する「政治判断」

 大都市部では、ほぼ変異株(英国由来の系統)に置き換わり、インド株も確認されたらしいが、それらは堂々と「ザル」の空港検疫を人とともに入国したようです。ワクチン接種後進国としては、海外からの入国者をきっちり「隔離」することが必須なのに、要請だけで抑えられると考えた甘さによる「人災」といえます。その上、五輪で入国する選手に優先接種させる方針は、国民より五輪を重視する「政治判断」と受け止められ、国民の怒りを買って当然です。
 国民の生命・財産を守ろうとしない政府の、国民だけを締め付ける政策に対する反発は、非常事態宣言下の「No 自粛」で示されているのかもしれません……

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