2012/09/03

Bay Area Walk ! ──東京ゲートブリッジ

2012.8.25【東京都】──「ベイエリアウォーク ①」

 前回のラストで海と再会した際、次は気になっていたゲートブリッジを歩こうと決めました。
 これを機に、少しベイエリアを歩こうと思っています。


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 現在暮らす田町も、ベイエリアと感じる瞬間があります。
 駅前2階テラス(三田口)にある喫煙所には、風の穏やかな猛暑日でも海側からそよそよと風が流れてきます(汗は引かないが心地いい)。
 それは海からの湿気が含まれた風で、かなり想像力は必要ですが、海岸の木陰で感じる印象に近いので、都会でも「海辺の空気の流れ」を実感できるんです(汐留などでは巨大ビルの壁が海風を遮断したと問題視されている)。
 その心地よさに、すっかりベイエリアの住人気分だったりします……


東京ゲートブリッジ(Map)


 メディアの紹介でご存知のように、埋め立て地の間を結ぶ橋で周囲に大きな建造物は無いため展望は素晴らしく、実に気持ちいい見晴らしです。
 確かに気分はいいが、何も「外出は控えてください」とされるような猛暑日に歩かなくても……(家に戻り鏡を見れば、顔は真っ赤!)
 上写真のトラス天井部を道路と平行につなぐ梁がカメラ手前にもあり、その細い陰が橋の上での唯一の日陰となります。
 当然のようにみなさんその陰たどって歩きます。海上なので風は適度にあるのですが、とにかく日陰が欲しい者には「オアシス」のようでした。
 現在はまだ関心が高いようで、「はとバス」のコースになっています。


 江東区若洲と中央防波堤外側埋立地を結ぶ橋梁で、2012年2月に開通しました(歩道を併設も埋め立て地側は立ち入れないため、現在は戻るしかない)。
 それにより、江東区若洲〜大田区城南島間が結ばれ、東京港を最も海側で迂回するバイパスが開通したことになります(東京湾アクアラインは除く)。
 土曜日なので通行量は少なめと思いますが、大型車が多いためよく揺れます(レインボーブリッジの方が変な揺れ方だった)。

 ここは写真のように飛行機が頭をかすめる、羽田空港への飛行ルートにあたるため、構造物の高さ制限:98.1m以下、大型船舶が航行可能な桁下高:54.6m確保という、空と海の条件をクリアするため吊り橋や斜張橋ではなくトラス橋(三角形に鋼材を連ねて橋桁の荷重を分散する構造)とされます。
 構造物は高さ87.8m、橋桁高54.6m、長さ1,618m(横浜ベイブリッジは、橋桁高55m、長さ860mの斜張橋。レインボーブリッジは、橋桁高52m、長さ798mの吊り橋)で、橋の長さは東京近郊のメジャー橋の2倍ですから、ビジュアルのアピール度は低くても強度を保てる構造になります。


 上の中央防波堤外側埋立地が、現在東京都ゴミ埋立処分場の最前線です。
 ゴミ埋立地で記憶に残る「夢の島」は現在、新木場駅の陸側に位置します。
 その後もゴミ埋立処分場は沖を目指し、現在若洲とされる下写真地域は当時「新夢の島」とされました。
 整地後に作られたゴルフ場から「メタンガスが吹き出した」のニュースは、よく覚えています(今は大丈夫なの?)。
 一方のお台場とされる東京港埋立13号地は、浚渫砂(東京港の海底掘削の残土)による埋め立てなのでゴミの影響はなく、商業・住居利用されます。

 新しく埋め立てられた土地は「開発された領土(?)」ですから、その帰属を要求する周辺自治体間にはバトルがあります。
 お台場地区は、港区、品川区、江東区に帰属しましたが、さて、新埋め立て地の帰属先は?
 当初は港区、江東区、品川区、大田区、中央区の5区が隣接を理由に帰属を主張するも、現在橋やトンネルで結ばれている江東区、大田区に絞られ、2区で山分け(?)のようです。

 右は「猛暑日の危険性」が伝えられる日に、日よけのない炎天下で釣りをする人々。釣りバカとはよく言ったもの……
 でも、ポチポチ釣果は見られるので、やめられなくなるのかも知れません。
 一番の関心事は釣り上げた魚を「食べるの?」です。
 放射線問題も心配ですが、こんな東京湾奧のゴミ埋立処分場の岸壁で釣り上げた魚を、まさか口にしませんよね?


東京へリポート(Map)


 ヘリコプター離陸の儀式(?)を初めて目にしました。
 格納庫からは台車で引き出されるのでしょうが、誘導路を低空飛行でマーキングされた離陸地点まで移動します(低空での移動を怖いと感じるのは、映画『ダイ・ハード』などの影響か?)。
 離陸地点でしばらく低空ホバーリングを続け、管制許可の「TAKE OFF!」を受け飛び立つようです。
 上写真の上昇と同時に旋回する姿には、刑事ドラマ『大都会』(1976〜1979年)『西部警察』(1979〜84年)を想起する勇ましさがあります。

 かなり前ですが、ヘリコプター会社と測量会社が合併した会社に勤めたころ、東京へリポートの名を耳にするも今回初めて足を運びました。
 ヘリコプターからの映像にはなじんでいても、乗り物としては「非日常的」な印象があります(エアポケットの影響をガンガン受ける、と聞きます)。


 その運河の反対側には、若洲海浜公園ヨット訓練所があります。
 対岸に見える葛西海浜公園の沖合いに「ヨット訓練水域」があるらしいのですが、もう後片付けをする時間でした。
 案内には、小学4年生以上〜社会人までとありますが、利用料金の表示がないのは「結構高そう」なイメージの裏付けと感じてしまいます。

 上下2枚の写真は、ヘリコプターの離陸を待ったせいでバスに乗り遅れ、40分待ちのヒマつぶしのまったり感が伝われば、というものです。
 上は昼の部の人が帰宅後、夕方の部の人が帆を張ってくれた絵。


 モコモコの積乱雲を観察していると雲が発達する速さが実感できるので、頭上が暗くなってきたらとにかく建物内に非難、を再認識しました。
 ガキ時分の「スッゲェ雲だなぁ〜」とよく見上げた記憶は、今思えば、雨が降ってきたら遊べなくなるから「早くやろうぜ!」だった気がします。
 現在のガキどもに「近ごろの集中豪雨は昔と比べものにならないから気をつけろ」と言っても無理なことは、変わらないのでしょう……

 久しく海辺の空気を欲していたこともあり、展望の開けたベイサイドを歩くと「ただいま!」という心境になります。
 写真の被写体としては基本的に「人物が一番面白い」と思いながらも(近ごろそんな絵が増えたのは、町中だったせいか)、今回の「大きな絵」の方が自分らしいと思ったりします。


追記──報告:妹の退院

 手術から11日で無事退院しました。
 もちろん経過観察中ですが、いまのところ不安要素の心配も低いようなので、ひと安心という状況です。
 でも手術というのは大変なことですから、順調な回復を願うところです。
 ご心配お掛けしました……

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