お盆休み中には東京の人種が入れ替わるようで、サラリーマンは「地元に帰ろう」と激減しますが、地方から「東京さ行くだ」の目的地に六本木ヒルズも含まれるらしく、周辺にはお盆と関係ない「イベント感」があります。
そんな時節に、帰省しない同郷出身者とのマッチングができたなら、男女だけでない「新しい連携の芽」が生まれまいか? と思ったりします。
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防衛省(Map)
ここは防衛省北側の左内門で、ドスを利かせてにらみ付ける門番のような守衛(OB or 警察出身?)の迫力に威嚇され、のぞき込むような撮り方はできませんでした。
北朝鮮のミサイル発射の際、迎撃用パトリオットミサイル(PAC-3)が設置されたのは、門の奧に広がる緑のグラウンド付近と思われます。
ここに配置されたミサイルは「自衛活動のために本部を守る」を第一義とするもので(戦場では軍隊を守るために戦う、に同じ意)、首都防衛は体裁でしょう。
でなければ、隣接のマンションから見える地などに軍事展開しないはず。
論理は理解できても「何だかなぁ〜」と、戦争時に感じたのではもう手遅れです……
大日本印刷(Map)
以前通勤で都営地下鉄市ヶ谷駅を利用しましたが、お堀外側の丘陵地方面に足を運ぶのは、もっと前の大日本印刷訪問で坂を上らされて以来です。
足を踏み入れると、谷筋全体が「大日本教のサティアン」のようで、悪口を聞かれたら生きて帰れないような印象がありました(失礼!)。
その地で印象深いのが、上の工場を横断する歩道橋です(ごみ坂歩道橋:江戸時代にはゴミが投げ入れられた地らしいが、その名が残るのも驚きです)。
谷筋に工場が続くため近隣の方は、近道である歩道橋を日常的に利用するようです。
現在工場の建て替えと下水路の工事中で、完成後は見違える設備となるのでしょう。
前回は凸版印刷なのに「大日本には寄らないのか?」に、気を使ったつもりです……
牛込柳町(やなぎちょう)駅周辺(Map)
目的地を見過ごした先で、偶然ハングル文字の看板を目にし、その理由「東京韓国学校」の存在を知ります。
日本駐在のニューカマー韓国人(ビジネスマンや大久保コリア街)の子弟が通い、在日韓国人の割合は低いそう。
在日韓国・朝鮮人とは、第二次世界大戦で強制連行された人の呼称で、能動的来訪者はニューカマーとされる。
突然、歴史教科書で戦争に関する記述がどうあれ、授業では「読んでおくように」と流された個所ではなかったか? の記憶がよみがえります。
そこは「試験に出ない」の意味で、「ラッキー」と目も通しませんから、互いに「かかわらない」ことを了承していたわけで、それでいいのか? という気がします。
付近一帯には旧町名が残されており、それぞれ由緒への関心を抱くも、区割りが狭いため歩いていると町名がコロコロ変わるので、チンプンカンプンです。
震災復興による町名改正や、住居表示整備も行われなかったのは、有力者の鶴の一声だったのでは?
駅名にある「柳町」周辺には狭く入りくんだ路地が健在で、右写真は夏祭りの飾りらしく、毎年サンバカーニバルが開かれるらしく(今年は7月7日)来年はぜひ!
奧には共同井戸が現存しており、昔から高台でも井戸水を利用できることが付近のキーワードのようです。
防衛省のある市ヶ谷台からは、江戸城や都心方面が見渡せるため、江戸開府から防衛関連施設が置かれました。
江戸時代は御三家の尾張徳川家屋敷とされ、明治には陸軍士官学校、戦時中は陸軍参謀本部、米軍接収終了後は自衛隊市ヶ谷駐屯地、2000年から防衛省とされます。
付近は「闘う人格」が集まる土地柄なのか、後の新選組面々が集った剣術道場試衛館や、日露戦争満州軍総参謀長で名をはせた児玉源太郎宅跡等の案内板が目に入ります。
右奧は防衛省の巨大アンテナ。
東京湾大華火祭 in 田町(Map)
この日行われた「東京湾大華火祭」見物の浴衣姿を、田町駅周辺で撮ろうとしたのですが、人の流れが多い時間帯ではもう暗くなってしまい、まともに撮れなかったと反省(浴衣は素敵です!)。
別の場所で目にしたイマドキの浴衣には、襟にフリルがついてました。何でもありのようです……
暑さのためか襟元を洋服のように崩す姿は、だらしなさを通り越して下品に見えてしまいます。
「浴衣ってカワイイよね!」の着こなしから、「品」を学んでもらえますように。
右の女性はキリッと素敵でした。
隅田川の花火で豪雨に遭った方を招きたいくらい、ゆっくりと見物できました。めぐり合わせですから……
ここは旧公団アパートの屋上ですが、この日はウエルカムらしく「花火見られます!(売店あり)」の張り紙を出してますから、少し遠くてもよければ来年いかが?
追記──マー君21連勝の新記録!
一年間負けないってスゴすぎです。
これまでの記録保持者「鉄腕稲生」を、最初に意識させた元監督野村さんの「神様、仏様、田中様」発言は、予言だったのか?(これまでは「神様、仏様、稲生様」)
チームメイトも「緊張します…」の雰囲気がお互いを刺激しあうようで、まだまだ続けて欲しいし優勝という目標もありますから!
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