2014/01/13

新春の人波へ!──新宿〜代々木+湘南

2014.1.2【神奈川県】



 この日の湘南海岸は陸(カメラ背後)からの弱い北風なので、防砂林の陰となる砂浜は無風状態。日差しの下でダウンを着ていると汗ばむ陽気です。
 舞台装置のような柱の前で、登場人物を待ちながらの日なたぼっこは、正月とは思えません。
 向かい風を受ける大きな波しぶきは迫力がありますが、うまく乗れないサーファーは風のせいにするのだろうか?(向かい風の方がコントロールしやすい気がします)


 帰りに、2011年開業の辻堂駅前商業施設「テラスモール湘南」に立ち寄りました。
 初売り日だけにかなりの混雑ですが、特徴の無かった辻堂にこれだけ人を集めたのですから、現在までは大成功に見えます。

 湘南地区で毎回感じるのが、幅を利かせる「ヤンママ」「ヤンキー娘」の存在感はなぜ「図太いか?」です(藤沢の元ヤン中居正広の認知度には関係ないでしょう)。
 かつて不良扱いの「湘南ボーイ」を育てた(と言っていい)「おおらかさ」が、地域に根付いているようにも。
 宅地開発当初から「海好き」の人種が集まったため、縛られることを嫌う自由な空気を持つ地域性が生まれたようで、彼らは都会に媚びない確固たる地方(田舎)意識の自負を持っています……


2014.1.3【東京都】


 右は箱根駅伝ランナーの到着に備え、第一京浜「札の辻交差点」を手信号で交通整理する警察官チームの班長。
 上位ランナー通過後に時間が空いた今回は、この方の活躍を観察させてもらいました。
 交差点の中まで歩み出て、身をていして車両を誘導する所作は、キチッと運転手の顔を見て指示を出しますから、運転手にも「この人の指図に従わなければ」のオーラが伝わることでしょう。
 サポートする婦人警官の指示に従わないドライバーもいるので、命がけの面もあり仕事とはいえ、真剣勝負後の精神的疲労は相当なものと思われます……


 優勝した東洋大学のランナーは、車の陰となり撮れなかったので別の話題です。
 現在のオートバイカメラは「トライク:3輪オートバイ(サイドカーではない)」使用により車体の安定感が増したため、かなりの重装備を課せられることに。
 撮影機材に加え、通信機器やバッテリーなど「簡易中継車」的装備なので完走できそうですが、バイクで4〜5時間の伴走はキツそうです……
 ランナーの脇をすり抜ける映像にはワクワクさせられるも、以前のように画面が乱れるハラハラ感がなくなったのは、こんな装備のおかげのようです。


大江戸線を歩く_30  ──新宿〜代々木


 今考えると、おとそ気分だったのか?
 正月三が日中に明治神宮の「巨大さい銭箱」を撮ろうと思い立ち、果敢に初詣の人波に突入します!
 久しぶりに原宿駅臨時ホーム(3番線:正月限定利用)に降り立った瞬間、その無謀さを思い知ります。
 カゼをうつされて文句も言えない状況下によく人が集まると感心しながら、1時間30分の大行列をひとりで耐えるも、着物姿の女性は少なく、見かけた時に撮っておけば、と後悔……


 変化し続ける都市にあって、変わらぬ時を重ね存在感を示す「東京鎮守の森」で新年を迎えようとする人の気持ちには、「故郷 東京」的な思いがあるようにも感じます。

 ここは明治維新後の「東京」に誕生した森で歴史は浅いが、東京の繁栄とほぼ近い歴史と考えると、現代の東京人が身近に受け入れやすい存在にも思える。
 京都下鴨神社「糺(ただす)の森」に例えたら、即座に非なりと否定されそうだが、人の思いには近しいものがあるのではいか。

 巨大さい銭箱には思ったほどさい銭が入っていません。
 そりゃ、さい銭泥棒の警備をするよりも、毎日回収した方が安心に決まっています……


追記──NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」スタート

 信長・秀吉の元で、戦国の世を終息に向かわせたとされる、黒田官兵衛の物語です。
 ひと足先にNHK「歴史秘話ヒストリア」「アーカイブス」の予習で、情報収集〜分析、天才的な戦術や、領内発展に向けたさまざまな工夫から、現在まで語り継がれる概要を理解しました。
 戦国時代最強のNo.2とされながら、「人に媚びず、富貴を望まず」の信念を貫いた、格好いい「男の美学」の映像化を期待しています!
 岡田准一くんは歌より役者に専念すべきと思うだけに、「You、V6卒業しちゃう?」と応援します。

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