前回の柴又で、地図の北側にある水元公園に目が止まり、以前から誘われていた場所でもあり、この機に便乗しようと遠出を決意しますが、もう隅田川とは別地域です。
アプローチは、つくばエクスプレス八潮駅(2005年:埼玉県八潮市)からのバスルートですが、八潮インターや、八潮工業団地の名は耳にしてもイメージは無く、駅に降り立ち平坦地が続く空の大きさに、関東平野の広さを実感します。
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水元公園(Map)
傘は差さずも持ち歩くような曇天が生み出した、東京(葛飾区)とは思えない「別世界のような?」光景が広がります。
ここは「閘門橋(こうもんばし):水位を調節する水門(荒川ロックゲート等)」で、農地や灌漑用水への海水流入を防ぐ施設でした(現在遺産)。
監視用のバルコニーは映画の舞台になりそうですし、左の岸が整備されなければ「水の都」のようです。右は建設時(1909年)を想像して加工したもの。
作った方々の魂が込められているような、存在感のある建築物です。
公園付近は江戸時代まで東京湾に流れ込んでいた「古利根川」の河川敷とのこと。
徳川家康の江戸治水整備により利根川は銚子方面へと流れを変え、付近は農地として埋め立てられ、小合溜(こあいだめ)とされる遊水池が現在の水辺となります。
上は雨上がりで人の少ない景色のせいか、ひょっとして人が不在の時間帯には水が一帯に満ち、船が動き出すのでは? そんなイメージで設置されたようにも感じます。
上写真の当人に意識はないと思うので、「おじいさんはカエルになってしまいました」という童話の世界のような、魅力的な絵の主人公であることを伝えたい!
傘の印象から、ここには「大人向けのトトロ」が出没しそうと、思い浮かんだ「着ぐるみ姿のタケちゃん」は、映画『菊次郎の夏』の大きな葉のイメージによるようです。
帽子、葉、傘の異なるサイズ感と、その丸い姿が落ち着きを感じさせてくれます。
傘の印象から、ここには「大人向けのトトロ」が出没しそうと、思い浮かんだ「着ぐるみ姿のタケちゃん」は、映画『菊次郎の夏』の大きな葉のイメージによるようです。
帽子、葉、傘の異なるサイズ感と、その丸い姿が落ち着きを感じさせてくれます。
上は、生活とかけ離れた景色に見えたせいか、北海道の湖(屈斜路湖だったか?)を想起し、人影も絵画の一部のように感じられた絵です。
背景に邪魔をするモノがない広さと、スマートな木々を見通せる景色は東京とは思えない素晴らしさで、次回は晴天時に!(曇天だから非日常感が出た気もしますが……)
公園に隣接する旧東京都水産試験場跡の「葛飾区金魚展示場」(地場産業として盛んだった)では、珍しい金魚が飼育されるらしいも、何が珍しいのかも分かりません……
縁日などの「金魚すくい」にはノスタルジーを覚えますが、持ち帰り家で育てるも結局は全部死なせてしまいました(土に埋めた記憶がある)。
それは観賞魚の運命で、「金魚のフン」を観察できましたし、江戸時代から生き物との接し方を学ぶための身近なパートナーだった、でいいんですよね?
「水辺」を生かし、ゆとりを持って設計されたロケーションはとても落ち着けるので、「いいね!」3つくらいの満足感です。重い腰も軽くなったので、是非また!
第33回 浅草サンバカーニバル(Map)
第1回に足を運んだ記憶があり、「あれから30年……」でこうなったのね……
当初は本場からの招待ダンサーが多かった気がしますが、バブル期を経ていまや人前での自己表現も堂に入り、お立ち台のお姉ちゃんは愛想を振りまくが、路上の踊り手は「見て、見て!」と迫ってくるため、中にはちょっと引いてしまう方も……
激しく腰を振るので、クレヨンしんちゃんは大喜びでも、お尻写真はブレブレです。
パレードのダンサーを撮るのは難しく(一般撮影は日の当たらない暗いエントリーロードだけ)、100枚以上撮るもまともなのは10枚程度で、デジカメのありがたさを……
目標を「リオのカーニバル」とするため、フルのチームはお立ち台のトラック(PA車)は必須で、150〜300人編成が目安とされ、オリジナルの楽曲を自演し、踊りも3部構成以上が求められます。
メンバーが多いためサポートスタッフが付き添い、水分補給や現場で衣装を直して送り出す姿に、彼らの本気さを思い知ります(衣装は自前でも装飾の費用は?)。
規模が大きいのでスポンサーが必要になるも、看板は並ばない「花火大会のスポンサー」的性格のため、理解を得やすい浅草だから実現できたとも感じます。
やっと右のカーニバルっぽい写真が撮れ、来年はもっとと考える自分に「それがオヤジ!」と……
追記──蚊に注意する緊張感
代々木公園でデング熱ウイルスに感染した蚊が確認され、帰宅した各地で被害が確認される様は、不謹慎ですが「テロリストの実験」のようにも……
蚊に刺されることは日常の出来事なのに、官庁や自治体の「できるだけ蚊に刺されないようにしてください」などのやる気の無さには「↓:ブーイング」です!
散策で蚊と格闘する身には大きな問題で、虫除けスプレーよりも長袖・長ズボンと考えますが、都会の蚊は越冬するんですよね……
追記──Great KEI!
テニスの錦織圭選手に世界が驚く時が、ついに訪れました!
冷静さ、粘り強さとタフさには「迫力」を感じますし、それは「勝てない相手はいないと思う」発言の、確認作業のようです。
彼にとっては「いま!」のようですから、そのパフォーマンスを世界にアピールできるよう応援しています!
でも、ホントにスゴイ!
追記──二刀流の狙い
プロ野球日本ハムの大谷翔平選手が、投手で10勝、打者で10本のホームランという、大リーグのベーブ・ルース(1918年:当初は24勝もする投手でした)以来とされる快挙を成し遂げます(ホームランバッターのような打ち方だった)。
そこに二刀流の目標があったのかと驚く彼はまだ20歳。
この先どこまでいくのか? 期待はふくらむばかりです……
この先どこまでいくのか? 期待はふくらむばかりです……
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