2018/01/15

男だぜミッキー!──東京ディズニーランド

2018.1.8【東京都】──江戸川区探訪_10(舞浜編)

 近くに転居したので(今年から箱根駅伝は見られない…)きっかけを探していたが、みんなが羨む(?)ディズニーランドでの成人式は絶好の機会と、外からのぞきます。



 成人の日は混雑するのでは? と思うも、正月休みに散財し外出を控える人が多いため閑散期とのこと。
 入場者数は繁忙期の半分以下の30,000人程度なので、式典出席者2,000人程度のプラスなら、まったく問題ないようです。
 屋外のアトラクションは寒そうですし、京都で感じた観光スポットを楽しむのは「寒い季節に限る!」は、ここでも通じるらしい。

 晴れ着の落ち着いた配色、姿勢や足も揃いポスターのよう(右)。

 施設周辺にはインスタ映えスポットが多いらしく、グループが同時に立ち止まってくれるので撮りやすい場所柄と。
 晴れ着の趣向が、上の大人系と右の若者系に分かれるのは当然としても、そのグループの性格が表れるように見えるのは、たまたまか?

 晴れ着販売会社の破綻は社会にもインパクトを与えましたが、今年だけで済まされない問題のようで、何とかしてあげたいと願う方々の支援や社会の善意により、笑顔を取り戻すことができますように……

 浦安市以外のミッキーマウス好き女子には、晴れ着で一緒に写真を撮る姿はうらやましく見えるんでしょうね。
 晴れ着はもちろん、上から下までばっちりコーディネートされた姿はまぶしく見えますから、男は女性の引き立て役に徹するしかありません。
 そんな傾向に加えて、この場所ではさらに「はしゃぐ女」「振り回される男」へと針が振れるため、男性諸君は「何はしゃいでんだよ」と口にしても、意気がった態度は白い目で見られそうと、行儀よくしているように。男は小さく見えパッとしないのでカットです……


 晴れ着を披露するにしても(柄のようにこの娘の性格は分かりやすそう)、この姿から抱擁を求められたら引いちゃいそうと思うも、奥のミッキーはガッチリと受け止めます。男だぜミッキー!
 頭や手を動かしっぱなしで、関節炎が心配なミッキー役は当然交代制ながらも、タッチ交代はできないため(日本に1体のお約束)タイムキーパーが誘導します。
 ですが、5分もしないうちにFreshミッキーが登場し(何だかホストのよう)、主役不在でも「これミッキー待ちの行列?」に並ぶ人々の夢の扉が開きます……


 以前訪れたのはディズニーシー、ディズニーリゾートライン(外周モノレール)開業(2001年)前なので、初心者のような挙動を……
 上の東京ディズニーランドホテル(2008年)は、オリエンタルランドが経営する施設で、ディズニーランド メインエントランス正面の一等地に位置します。
 目指したのはイギリス・ヴィクトリア朝様式で、ディズニーパーク(ディズニーテーマパークの総称)にあるホテルの流れをくむとのこと。
 朝、窓を開けたら夢の世界、とのコンセプトは受けそう(夏場の花火の音は西葛西まで響きます)。

 マニアには当たり前の光景でも、初めてのオヤジには新鮮に映ります(上はディズニーリゾートラインのつり革、右はディズニーシー入口広場)。
 外周するリゾートライン(1周260円)からは、多少園内が見えるのかと思いきや、何も見せないところはさすが。バックヤードで働くキャスト(スタッフ)が車窓に向かい、笑顔で手を振る姿に「スマイル0円」を想起しました。
 ですが、笑顔の裏には苦労も多いようで、約18,000人の従業員のうち毎年約半分程度が退職するとも……


 舞浜駅に降り立つまでは雨も降りそうなので、晴れ着を撮ったらすぐ帰ろうと思っていたが、次第に一帯を包む「ハレの空気感」に取り込まれていきます。ゲスト(来場者)・キャストなど、みんなの笑顔には逆らえません(上のイクスピアリも初めて)。
 入場する(お金を払う)気のない者でも、キョロキョロする姿を見たキャストが笑顔で「何かお探しですか?」と声をかけてくれ、「喫煙所は?」では申し訳ないと恐縮するも、それが東京ディズニーリゾートが目指すサービス精神かも知れないと……

0 件のコメント: