2020/04/13

「8割おじさん」の提言を目指したい!

2020.4.4【東京都】

 8割おじさんとは、「人との接触を8割減らすことが流行を収めるために必要」とのシミュレーション結果を示した北海道大学教授 西浦 博 先生。
 映画ではテッパンの、困難な問題に直面した際に、専門家の提言に対して「そんなの夢物語」「無理!」と聞く耳を持たなかった仲間たちが、ひとり、またひとりと協力し、全員が力を合わせて難局を克服するような、ストーリーを目指せないだろうか?(理想を共有しなければ道は開けません)
 政府の、ハードルを下げて(7割)協力を求める姿勢は、敗者の選択(収束の先延ばし)で、高い目標でも納得できれば、困難な中でも人々の知恵が生かされるはずです(通勤電車も空いてきました)。
 密を避けた協力で乗り越え、みんなでハイタッチするための知恵を絞れないかと……


 モタモタするため緊急さが伝わらない緊急事態宣言は、「そんなもの出されたら困る」という自民党後援者(献金提供者)への忖度に思えてなりません……

 状況は刻々と変化しており、一週間で世間の不安感は急激に高まったようで、陽気のいい土曜日でも、前週より一段と人出が少なくなったと感じます。
 鬱々とした日々はしばらく続きそうですが、陽気のいい日には近所を歩けばストレス解消になりますし、一瞬でも明るい気持ちになれます。
 「子供が外で遊べる場所がわからない」とする親が多いことから、「丁寧な説明」(一度も聞いたことがない)ができてない状況がわかります。基本的に外は安全でも、子供は遊び始めると密集・密接しますから、それを避ける工夫が必要になります(日傘を差していれば距離が保てる、というような知恵)。


 上は遊歩道の花壇で、普段からキレイと感じていましたが、こういう時にはその明るさが和みを与えてくれます。
 花の季節には、シートを広げてピクニック気分で食事をしたくなりますが、そうなるとアルコール類が欲しくなり、酔いがまわると「ウイルス? だいじょうぶだぁ〜」となってしまいます。わたしも腰を据えると動けなくなるので、歩きながら大きな深呼吸を!


 上・右・下の葛西臨海公園では施設が休業中(葛西臨海水族園、ダイヤと花の大観覧車、バーベキュー広場 等々)のため、原っぱの人出も数えるほどですが、テントを張る連中もいます(こんな場所で密を作らなくても)。
 下のバードサンクチュアリから想起した、鳥インフルエンザや、例年のインフルエンザが重ならずよかったと思うも、それらの流行は意図的に生じさせているのでは? と勘ぐりたくなります。
 この程度の人出なら3密にならないと思うも、子供の遊びや、酒の勢いで、調子に乗った際の注意力欠如を防がねばなりません。


 「人命より経済優先」と受け止められる政府の姿勢は、国民が疲弊してもムチ打って働かせようとする奴隷の元締めのようで、命が軽視された戦時中に似ているとも。
 有事にWHO、国連、日本政府の「金こそすべて」の体質が浮き彫りになりますが(国際機関は出資の返礼時に笑顔を見せるだけ)、日本政府は、国内に目を向けるべき時でも海外の顔色をうかがうように見えます(国民の代表と言えるのか?)。
 そのように自信を持てない国のために国際機関があるとすれば、先進国との自負も見直す必要がありそうです……

 今回もスマホ写真ですが、天気がよければ結構キレイに撮れます。


追悼──大林宣彦 監督

 作品から多くの感銘を受けましたが、余命宣告を受けてから「花筐/HANAGATAMI」や、遺作「海辺の映画館-キネマの玉手箱-」を撮りあげた執念は、愛する映画に命を捧げたように……
 「a movie:私映画」とする作品には、エゴのような信念が込められたものも多かったが、オブラートに包む腐心も感じられるため、多くの支持を得たのではないか。
 「海辺の映画館-キネマの玉手箱-」の公開(延期中)を、楽しみに待ちます。
 ありがとうございました!

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