2020/04/20

命を守るゴールデンウィークに

2020.4.11【東京都】

 予定や計画に加え、いまどきは「都市部から逃れたい!」と考えるゴールデンウィークかもしれませんが、ウイルスキャリアとなって地方に拡散させないことが第一です。


 緊急事態宣言が発令され、週末の外出自粛も3週目となり、西葛西周辺の人出も少なくなりました。子どものいる家庭では外出自粛が多いようで、子どもの姿が極端に少なくなり、大人の外出も天気に関係なく自粛傾向に見えます。
 その一方で町中の人出は普段と変わりなく、スーパー 等に家族で出かけることは、一家で「3密イベント」に参加するようなものですから、子供が外で遊ぶより危険に思えます。親の心理として、子どもを目の届く場所に置きたい気持ちは理解できますが、大げさではなく一家全滅の危険性もあります……(上は、江戸川区陸上競技場


 ここは新左近川親水公園で、旧江戸川(浦安との境)から東京湾に流れ込んだ左近川周辺を、埋め立て後に公園とした施設。
 近くに「白子のり」本社があるように、かつてはノリ養殖や漁業が盛んな地域で漁協もありましたが、現在は漁船の係留施設がわずかに残されるだけで、以前の新佐近川マリーナは廃止されました。


 現在、カヌー場(上)、デイキャンプ場(バーベキュー広場)等は休業中のため、散歩や釣りの人出だけとなりました。
 東京オリンピックのカヌー・スラローム競技会場の、カヌー・スラロームセンターが江戸川区にあることから(葛西臨海公園に隣接)、本公園にはカヌー関連の施設が整備され活気もありましたが、楽しみにしていた3月の「第1回江戸川区長杯カヌー・スラローム大会」も中止となりました。感染収束後のにぎわいを楽しみに!


 上のボリューム感のある牡丹桜(菊桜?)は八重桜の同種とされます。5枚の花びらをつけるソメイヨシノ 等を一重咲き、それ以上の花びらをつけるものは八重咲きと分類されます。華やかさはあっても重量感があるので、散り方もボテッと房ごと落ちるため風情はなさそうです。ソメイヨシノのハラハラ舞う散り際の姿が、日本人に愛されることはよく理解できます……


 上は、定期的に水が流される水路の流出口付近で、日当たりの良い場所では藻の緑が鮮やかです(循環式と思われる施設なので栄養が豊富なように)。
 付近の水路では毎年カモが子育てをするので、連休明けを楽しみに。

 東京都内では1日の感染者数が200人を超えました(100人にショックを受けたばかりです…)。
 ゴールデンウィークに実家へ帰ることもはばかられ(ウイルスキャリアとなる恐れがある)、緊張する日々が続くので近所の広い場所でゆっくりしたい、そんな気持ちで連休を心待ちにするなんて初めてかもしれないと……


追記──緊急事態宣言 全国に発令

 都市部の感染を抑える必要と、地方に拡散することを防ぐためには、人の移動を制限する必要があります。
 政府は、感染の報告を受けてからの対処でも「遅くない」とするように、「捨て駒」とされる感染者(犠牲者)をやむを得ないとする考えですが、受け入れるわけにはいかないわれわれは、自分の意思で自身や家族を守る行動をとる必要があります。
 石垣島で感染者が確認されましたが、島内に対応可能な医療施設がない状況を考えれば、地方にも逃げ場のないことがわかるはずと……

0 件のコメント: