2020/07/20

Go Toの皮算用より引き算を──北千住3

2020.7.11【東京都】

 北千住周辺で停滞しているのは、多く見かける外国人(西洋人)のように、リラックスできる雰囲気が心地いいためで、品はないも好感を持てる町と……


 右は柳原千草園(1989年工場跡地を整備)で、最寄駅の東武線 牛田駅京成線 関屋駅は顔を付き合わせるように並びます。先に開通した東武線には、以前西側に中千住駅(隅田川の船着場や工場引込み線の分岐)がありましたが、廃止後は後発の京成関屋駅開業に対抗して、目の前に牛田駅を設置します。
 江戸時代は関屋の里とされる景勝地で、牛田堤を駆ける馬とともに北斎に描かれましたから、どちらもふさわしい名称のようです。
 南千住と同様、まとまった土地(工場跡地)の再開発では、タワーマンション等が建設され住民は多そう。

 以前も歩いた迷路のように続く柳原商店街には、昭和の商店街の空気が残ります。雰囲気は前回と変わりませんが、路地がいく筋もあるため、以前歩いた場所が見つけられません。次回は、さまよい歩くことを目的に、踏ん張るも寂れゆく商店街迷路の全貌を歩き尽くしてみたいと……

 北千住駅東口は現在も雑然としていますが、2012年東京電機大学東京千住キャンパス開校(神田錦町から移転)のタイミングで整備されます(この日雨宿りさせてもらった)。とは言え、区域外は以前のままで、北千住らしさは健在かと。

 隅田川水運と鉄道陸運の要所が再開発された南千住とは異なり、北千住周辺は旧千住宿を継承する商店街が続くため、以前からの街並みが多く残されます。中でも、立派な建物を維持する銭湯が多く、その象徴的存在といえそうです。右は東口の駅近にある梅の湯
 銭湯に通った者には、町のオアシスとの印象があります。以前暮らした、板橋区の蓮根には2つの銭湯があり、普段は駅前の多少広めの銭湯に行きますが、遅い時間になると、少し狭いがギリギリまで入らせてくれる銭湯に助けてもらいました。そう言えば、田町の銭湯に一度も入らなかったっけ……


 上は、北千住駅前の線路脇に整備された道沿いの飲み屋街の背面。付近に引っ越してきてその晩に飲みに行ったら、そのまま根っこをはやして落ち着きそうな雰囲気があります。以前は手前側(道路部分)にもう一筋横丁があったのではないか?
 きたろーど1010商店街で「宇奈とと」(うな丼チェーン店:大阪の高槻で知ったワンコインうな丼)を見つけ、久しぶりに「うなぎ屋」に入りました(近頃は値段が高くて入れません)。ここも専門店なので、ささやかな「うなぎ屋らしさ」を……


Go To Travelキャンペーンの皮算用より引き算を!

 政府の国民を守ろうとしない姿勢が、クリアに見えてきました。彼らは問題対処の際、どこに予算をバラまけば「ウヤムヤにできるか」と考えるため、全国民が困窮するコロナ禍では逃げ場を見つけられず、手詰まりの状態に見えます。大臣も、国民は周知のネットからコピペしたような答弁では、シラケるばかりです。
 Go To Travelキャンペーンを「実績」としたいらしいが、国民は感染拡大のおそれがある皮算用よりも、感染収束の「引き算」を求めています。
 都民が感染抑止を最優先に! と願う時期に、いまこそと小池都知事が政府を突き上げるのは、相当なめられているためと推測されます……


球音に誘われて……

 2020年夏季東西東京都高等学校野球大会が7月18日に開幕し、江戸川区球場の球音の誘われ足を運ぶも(19日)、無観客試合のため観戦はかないません(そりゃそうだ…)。陸上競技場の外周を駆ける高校陸上部と思われる集団のハツラツとした姿を目にすると、活動させてやりたいと思うし、それは大人の責任に違いないと……

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