2014.1.18【東京都】
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予定では青山通りを表参道方面へ歩くつもりでしたが、反対の赤坂方面は断片的にしか歩いてないことを思い出し(前回の迎賓館付近で見かけた上智大学も未踏)、いい機会なのでちょっと赤坂周辺で道草します……
敷地一杯に建物や塀があるため取りつく島もありませんが、上は隣接の高橋是清(これきよ:大正時代の総理大臣)翁記念公園からのぞいた絵(大使館も元高橋邸の一部)。
赤坂御所に面した一等地を提供するほど恩義があったのか? と思ったりします。
大使館つながりで思い出したのが、昨夏久しぶりに会った元同僚の女性は「フィンランド大使館」に勤め、名刺には「ムーミン:トーベ・ヤンソン原作」に登場する「ミィ」の絵が描かれてありました(彼女が希望した様子まで思い浮かんだ)。
目にした瞬間、相手を笑顔にさせられるシンボルはとても有効で(カナダでは何だろう?)、日本では「富士山」でなく「トトロ」の方が、親近感を持たれるかもと。
通り沿いのマクラーレン販売店に現在も飾られる、アイルトン・セナ時代と思われるF1マシンには、心がタイムスリップしてしまうインパクトがありました……
食堂や土産物店が並ぶ「お稲荷さん」風情から、江戸時代から人気の神社と思いきや、ここは曹洞宗の寺院。
祭られる吒枳尼天(だきにてん)はインドの古い仏教の女神で、日本では稲荷信仰との習合により「お稲荷様」とされたそう。
参拝者の要望か、欲張りな境内には「叶稲荷:縁切り」「融通稲荷:融通金を貸してくれる」「銭洗い弁財天」「大黒堂」に加え、右は「愛染明王:縁結び」の「絵♡」(神仏合体の様)まであります。
疑問は感じても問題視しない自分を含め、神・仏にこだわらず「困ったときの祈りの場」の、はやりを理解できるのは日本人だけかも知れません……
昨年赤坂プリンスホテルは、徐々にビルが低くなる解体法で注目されながら姿を消し、都の有形文化財である旧館がジワジワと移動する様子をニュースで目にしました(右写真手前は赤坂見附跡、奧が旧館)。
旧館の建物は工事後も保存される計画のため、現在も台座に置かれた状態です(見にくいが右下写真)。
バブル期に「高級感ムード」を盛り上げ、デートスポットのトレンドを演出したように、解体の際も「最新技術」をアピールする姿勢からは、今後の建設時にも何かサプライズがあるのか? と思ったりします。
A long time ago……
20代のころ、赤プリで開かれた職場先輩の結婚披露宴に出席しました。奥さんはANA国際線の客室乗務員!
相手側も後輩から「紹介して!」の事前情報に、鼻息は荒くなりますが、さすが普段から人目を意識する身のこなしに、最初に目にした受付の女性から見とれてしまいます(第一印象という恋愛の法則は正しい)。
鼻血も止まり(?)、「庶民的」印象の方に彼氏がいるのは当然と、われを取り戻します。
紹介予定の女性は、2次会の華となるような一番人気の方でしたが、「オレ無理!」と辞退させてもらいました。
建物は消えても、思い出は残ります……
江戸城築城の際、川越日枝神社から分祀したもので、ルーツは大津の日吉大社(比叡山の麓)。かつては「日吉」を「ひえ」と読んだそう。
江戸三大祭り「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様」(深川祭:富岡八幡宮、神田祭:神田明神、山王祭:日枝神社)を、やっと回ったことになります。
調べる中で「赤坂日枝神社内巫女強姦事件」に遭遇します(小説の題名にもできない実際の事件名称)。
警察が犯人を逮捕しなかったのは、名門神社の神職で、実家は由緒ある神社、が理由としたら、首相の靖国神社参拝は「発展途上国の証」とされても仕方ない気がします。
ニュース映像で目にする姿は、広い前庭などゆとりのある印象ですが、裏からの姿にはちょっと驚きました。
ここは外堀通りから数十メートル入った一般道で、一般人が写真を撮れる場所です。
周辺ビル街の一般道に警官が立ち、バリケードで一般車両を制限する様子は当然でも、この距離まで人を近づかせて大丈夫なのか? と思ってしまいます。日本で積極的にスパイ活動を行うのは北朝鮮、ロシア、中国くらいと思うも、目的はアメリカに関する情報と考えると、危機管理の甘いこの国は世界中から狙われている、と思えるのですが……
追記──万能細胞「STAP細胞」発見!
つい先日世界を驚かせた「iPS細胞」に続く快挙! のようです。
生物学にはうといので判断不能ですが、あまりにも常識外れな手法のため専門家から「研究を愚弄している」と酷評されながらも、それを認めさせたことは、ガリレオの「それでも地球は動いている」にも通じる、「世の中がひっくり返る」革命が起こりそうな期待感があります。
iPS細胞研究の山中教授(51歳)が「一日も早い実現を」と急ぐ姿勢と、まだ30歳の小保方(おぼかた)さんの「数十年〜100年後の人類社会への貢献」の意識がかみ合った時にこそ、未来が開けるのかも知れません……
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