2020/06/08

東京アラートの受け止め方

2020.5.24【東京都】

 この日はまだ外出自粛中ですが、「もう近所に歩くところがない」状況でひねり出した、埋め立て前の旧海岸線沿いを歩くルートになります。


 葛西沖開発事業(埋め立て工事)開始は1972年なので、69年開通の東西線は、数百m海の上(堤防の海側)を通っていました。上の交差点まで海だったため、現在も陸地に鉄橋が続いています。
 以前の地図(ここは神社付近)を見ると、周辺は東側の旧江戸川の土砂が堆積した様子がわかります。荒川は30年(昭和5年)の開削時から管理されるため、地形に影響を及ぼしません。

 右の江戸川区球場の利用は再開されたようですが、高校野球の応援が聞こえないのはさみしい限りです……


 上は、旧左近川河口の海岸水門(水門は取り壊された)から、新左近川親水公園(水門の海側が新左近川)を望む絵で、埋め立て後も付近は船溜りとされました。
 水面に浮くのはカヌーポロ(リンク先Youtube)の設備で、以前見たプレーは遊びのようでしたが、本来はYoutubeのような激しいスポーツらしく、いつかここでもそんなプレーが見られることを!

 右・下は旧海岸堤防沿いの遊歩道で、岬付近には「将監(しょうげん:武家官位)の鼻」の碑があります(御船手奉行 向井忠勝 由来の地名があった)。以前は遠浅海岸の沖にのりひびが並び、アサリやシジミがとれたそう。


 旧堤防沿いの遊歩道は、首都高速湾岸線付近で旧江戸川に至ります(海側は葛西臨海公園)。対岸はディズニーランドですが(下)、いまはゴーストタウンのようでは? 状況を考えると営業再開の判断は難しそうで(複合商業施設「イクスピアリ」は再開)、慎重になるのはディズニー本社の姿勢かもしれませんが、施設内でのクラスター発生は何としても避けねばなりません……


「東京アラート」の、都庁とレインボーブリッジのライトアップは不気味ですが……

 「まだ時期尚早」の声は多いが、「早く元の生活に」の気持ちも高まっています。
 拘束力のない「東京アラート」は単なるスローガンに聞こえる面があり(状況を理解する人には再確認でも)、若者に「やばい!」と感じさせるインパクトが欠けるように。
 そこで出てきた「夜の街で働く従業員が定期的にPCR検査を受診できる態勢づくり」には、現代の赤線? と感じたりします。非合法とは言えない営業活動を管理する対策ですが、非常時には社会のグレーな部分や、政治のダークな面が表出しますから、ひとつずつ潰していく過程を国民は注視すべきと……

 マスクは「北風」が吹く季節の装備のため、「太陽」の季節には暑さで息苦しくなり、屋外では外したくなります。口の周辺がムレムレです……(花粉症の方の苦しさを知りました)


追記──元「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」代表 横田 滋さん死去

 本来は、温和で優しい方と思いますが、心からの笑顔を拝見できませんでした。
 何も言葉は出ませんが、無念さは国民に伝わっています……


追記──連続テレビ小説「エール」

 志村けんさん出演されていました(失礼しました…)。もっともセリフが多かった撮影オフショット(リンク先NHKのTwitter)の、ギャップがあの人らしいと……(女性と一緒だから?)

0 件のコメント: