2020/06/01

スポーツ界始動の明るさ!

2020.5.17【東京都】

 街を歩く人の表情もゆるみ、公園・広場に子どもたちの歓声が戻るも、通勤電車の憂鬱が目前のため明るさを実感できませんが、野球・サッカーなどのスポーツ始動の知らせを目にすると、「これが明るさ!」と励まされます。


 上は、左の荒川と右の中川を隔てる背割堤の上を通される首都高速中央環状線(葛西橋より)。普段は歩けますが、現在護岸工事中のため立ち入ることはできません。
 どちらの岸からも橋を経由する必要があるため(橋も限られる)、人が少ない密フリー(怪しげな響き)の開放的な場所になります。対岸から見える人影の「何やってんだ?」の姿は、結構楽しめたりします……


 上の葛西橋(補剛ゲルバー桁:吊橋に見える部分は補剛材とのこと)、下の清砂大橋(斜張橋)とも力強い構造に見え、上流のスマートな船堀橋よりも橋の主張が感じられます。
 橋の完成は1963年(当時は都内で最長)、東西線開通は69年(西葛西駅設置は79年)、葛西沖開発事業(埋め立て工事)開始は72年ですから、この橋の重要さがわかります(清砂大橋は2001年)。


 荒川西岸はロックゲート付近から下流は江東区とされ、広い河川敷に公園や花壇が整備される様子を、東西線車窓からうらやましく眺めています(東岸は河川敷がない)。
 近頃は遠出ができないため、広い空間(川+河川敷+空)を求めて、よく足を運ぶようになりました。


 河口に向かうにつれ寂しげな景色になりますが、この先は夢の島ですから、ゴミの埋立処理場当時を知る方の記憶につながる絵かもしれません。
 付近ではソーシャルディスタンスではなく、フィッシャーマンディスタンス(互いにじゃまをしない)が数十m程度の等間隔で保たれており、釣り人同士のマナーが見て取れますが、距離は普段より広めかも……


追記──スポーツ界始動への期待感と各個人の自覚

 千葉ロッテの新人 佐々木 朗希投手は、小学生時分に陸前高田で東日本大震災に襲われ、走って津波から逃げた経験を持つそう(父と祖父母が亡くなる)。昨年夏の岩手県大会決勝で登板回避し敗れた監督の「故障予防の選択」に対する思いも背負うでしょうから、「張り切り過ぎないで!」の応援がようやくできそうです。

 東京では、夜の街に蜜を求める連中の感染が増加中とのこと(G.W.明けの感染か?)。接待の場合は要求する者がいるわけで、「社名の公表」をチラつかせては? 店舗側も感染を出したらアウトな状況下で「体を張る」つもりでも、感染者数の増加による社会活動制限の網は、感染に怯える一般市民にも及ぶことになります。自覚を持てない人に対しては、世論を反映した営業停止命令があってもいいのではないか? いまの世間は、とても敏感になっています……

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