2020/08/17

「甲子園」が伝えたメッセージ──押上

2020.8.8【東京都】

 近頃の押上からはスカイツリーを想起しますが、人出の多そうな場所を避けて、東武亀戸線沿いを歩きます。

 上の押上、曳舟周辺の鎮守とされる高木神社には、「おむすび」の絵馬があります。祭神の高皇産靈神(タカミムスビノカミ)からの引用だそうで、神社の腐心がうかがえます。
 近頃、アニメとのコラボ(パワースポット、舞台 等)をよく見かけますが、ここではTVアニメ『からかい上手の高木さん』(リンク先Youtube:初見ですが恋心の駆け引きが可愛らしい)ヒット祈願が行われ、パネルや絵馬があったりします(高木つながりだけだそう)。相乗効果はあったのでしょうか?
 上の東武亀戸線は当初、北千住〜曳舟〜亀戸〜越中島間を通す計画でしたが、市街化により用地取得ができなくなり、曳舟〜亀戸間はローカル線として残されました(亀戸〜越中島間には旧国鉄が貨物線の越中島支線を開業)。
 日中は2両編成でのんびり走るローカル線ですが、住宅街を走るためラッシュ時は3両編成となるそう。


 夏の日差しに干される梅は旨味がギュッと濃縮されそうで、ファインダー越しでも唾液がジュワジュワと。食べる機会は減りましたが、暑い季節には体が要求してきます。近頃の梅干しは塩分控えめでインパクトがないので、「昔ながらの塩にこだわった」梅干しを買ってみると、えらくしょっぱいがクエン酸が主張する味が懐かしく(塩が演出するのか)、昭和期の食習慣とされても夏場に効きそうな表情になります……

 下の、そば&カフェ 長屋茶房 天真庵は長屋を改装したため、理髪店のようなガラス張りの窓が生かされており(右側で写真にはない)、建物の個性を生かした再利用が受ける様子は、とてもいい流れと感じます(ここは有名どころのようです)。

 右は緑と花の学習園で、敷地は広くないが様々な植物(約350種)が育てられます。緑が少ない印象のある墨田区内で、見学・体験・講習・相談のできる施設として、力を入れているようです。吊るされているのはメロン。

 近くの花王 東京工場(創業時は向島、押上に工場があった)は地域の名士ですから、その存在感は付近の小村井香取神社でも際立ちます。東武亀戸線の駅もある小村井(おむらい→オムライスを想起した)は、小村江(海の入江)に由来するそう。
 付近にはいまも工場地帯の名残があり(中小の工場が点在)、下は現在倉庫のようですが、外観から前回紹介した映画『下町の太陽』の時代を想起します……


「甲子園」が伝えたメッセージ

 唯一夏らしさを感じさせてくれた甲子園高校野球交流試合では、応援団、チアリーダー、ブラスバンド、観客の姿がないため、普段より澄んだ球音が響きました。例年のスタンドを埋め尽くした動員力の凄まじさを改めて感じますし、あれだけの人の動きが止まったということは、お金の動きも止まったことになります。「そんなことやってる場合じゃない」の声も聞こえそうですが、試合のテレビ映像が象徴的なだけに、国民に与えるインパクトも大きかったのではないか。
 Go toは、「お金ではなくウイルスをまくだけ」と自粛する賢明な国民が多いため、踊れと鼓舞されても「祭りのない夏」となりました……

0 件のコメント: