押上駅から錦糸町方面に向かいますが、以前歩いたかも、と思いながら同じ道を辿っています。同じ雰囲気に引かれる嗅覚は進歩しないようです……
城のようなお城 森八本舖本店の建物は(上)、城好きの先代の意向によるもので(2年がかりだそう)、19時までライトアップされるサービス精神はきっと伝わるし、和菓子で建てた城を題材にした童話が生まれそうとも。
栗入最中に入っている栗の大きさは評判らしいが、目にした途端に甘さが口に広がってくるので、ゴメンナサイ……
右は閉鎖されたアパートの傾斜が急な木製階段で、幅、踏み面(ふみづら:奥行き)が狭く、裏板に隙間がある(ホコリを裏に落とすため?)見事な昭和の痕跡です。
現在も多いアパートの鉄骨階段を駆け上がる音は、「カンカンカン」(響くんだよね)ですが、木製階段の「ギシギシギシ」は、やましくなくても忍び足(お化けの足音)のように聞こえたことを思い出します。
上は、大横川親水公園脇の立派な緑をまとった倉庫で、向かいにあるエアリアル・アート・ダンス・プロジェクト(空中演技ジム)では、みんなロープにぶら下がっています。
すみだ江戸切子館は、江戸末期から続くガラス細工の展示販売、体験製作ができる施設で、右は扉の装飾。棚に並ぶ商品はどれもキラキラですが、手が出る品ではありません。
大学同級生の奥さんは陶芸家で、彼女の「壊れるモノを作っている」という覚悟は、われわれが抱く常識的な観念から、一歩踏み込んでいる印象を受けたことを想起しました。
身の回りは「はかなきもの」に囲まれていますし、自身もいつ壊れるか予測できないことを、常に自覚しておくべきではないかと……(そんな意識を持つことが、年をとるということかも)
上は錦糸町のランドマークだった楽天地の現在の看板です(以前の看板写真はこちら)。
阪急阪神東宝グループながらも改築時に西友を誘致し、リニューアルに伴い錦糸町パルコとなりました(2019年)。楽天地スパ(男性専用:最上階のガラス窓部分)、近くのウインズ錦糸町(誘致した楽天地のロゴがある)は健在ながら、かつての「オヤジの楽天地」というマイナスイメージが払拭され、地元には明るいニュースだったかもしれません。
駅周辺はいまどきの町になりつつあり、錦糸町から締め出されたオヤジはどこへ向かうのだろうか……(新小岩はまだ「昔の名前で出ています」という感じかも)
「Go To ◯◯」を利用するのはみなさんの判断
by 西村経済再生相
近頃の急速な感染拡大は、「マスクをし、手洗いを徹底し、密を避け、人と会わないようにしていても、これ以上なにをすれば……」と実践しながらも、「大丈夫だろう」の気の緩みが広まった結果ではないかと。それは「Go To ◯◯」施策が、「少し安心かも」との間違ったメッセージとして受け止められたためで、「旅行は問題ない」→「少し楽しんでいいんだ」との受け止め方は、責められない気がします。
第2波、3波といわれるものは、政府の施策に生み出されたもので、都合のいい言葉になびくことを利用する政治家のやり方に、国民が乗せられ生じた危機ではないか。状況は変わらないと繰り返す専門家(医師)の「苦い」言葉に耳を貸さず、甘い言葉になびいたことを反省すべき時ではないかと。
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