2017/05/01

春そのもの──城南島

2017.4.23【東京都】──「内川を歩く_3」

 日差しは強くなっても、日陰はまだひんやりし散歩にちょうどいい陽気に、春の陽光を求め、内川の延長上にあたる埋め立て地の海浜公園へのバスに乗ります。




 城南島は羽田空港の北側に位置し、中央防波堤外側埋立地へ続く臨海トンネル(東京港臨海道路〜東京ゲートブリッジ)の入口があります。
 航空機の発着が間近に見られる場所ですが、風向きor 時間帯でコース変更になるのか、到着時はサッパリでも帰る時分には2〜3分ごとに着陸機が続きます。機体が様々変わるため、マニアでなくても楽しめます。
 着陸機の吹かさないエンジン音は耐えられますが、別の場所で耳にした、離陸時の爆音は旅客機でもスゴイ。その爆音は、空港側に開けた六本木の高台にも聞こえてきます(田町の方が近いも音は上方に広がるためか、耳にしません)。


 新年度が始まり花見が終わるとゴールデンウィークが目前ですが、ここらでようやくマイペース調整のオヤジたちの体も暖まるのではないか。
 ですが、常に全開モードで走り回る子どもの動きは細かく俊敏で、大人の動きとは別物ですから、付き合いはほどほどにしておかないと、痛い目に合いそうです。
 砂浜を駆け出したくなる衝動は理解できるので、気が済むまでやらせたいが放っておくと、どこまでも走って行きそうと……


 スケートボード施設が新設される公園を多く見かけるのは、東京オリンピック競技種目とされ、競技人口や施設が充実する様子を示すためか?
 メダルを狙える競技のようで、そこに注力するのは大切ですが、大会後も安価で楽しめるスポーツとして、サポートを続けるんですよね?
 競技には勇気が必要で、手すりを滑る技の練習などはコケたら痛そうですが、全身あざだらけにして挑むんだろうなぁ(右はコケる寸前の絵)。
 コケ方が派手なので、ボードがこっちに飛んでこないかビビったりします。


 青海ふ頭(お台場)のクレーン前を疾走するのは、大島〜神津島行きの高速ジェット船ですが、東京港内をそんなにかっ飛ばしていいの?
 浦賀水道航路、中ノ瀬航路では、12ノット(約22km)以下の速度制限があるが、「長さ50m未満の小型船舶には航路航行義務はない」らしく、30m程度の高速ジェット船は自主規制に任されるようです(クジラと衝突した海域では減速するらしい)。フェリー等は東京湾出口まで3時間程度(?)かかるが、大島まで1時間45分とは速いこと!
 速さ=便利さでも船が高額なため、九州方面では後継船を購入できない(島の予算では無理)と聞いたことがあります。離島の生命線なので、何とかできないかと……




 田植え前の耕地で草を食べるツガイらしいカルガモ(?)は、繁殖の準備中か。
 母親が卵を抱き子ガモを育て、父親は子育てをせず家族を離れる生態とすれば、上はラブラブな最中とも。
 1カ月弱でふ化するらしく、その時分に子ガモを見に来たいと思ったりします(行動が愛らしい)。

 右の新緑は芽吹いたばかりの若芽だけなので、「春そのもの」というまぶしい光景です。


 近ごろの、軍事的駆け引きが繰り返される状況は、戦争前夜のようですが、まさかこんなところに弾道ミサイルが落ちてこないようにと祈るばかりです。
 ですが、そんな時期の防衛大臣が、国会答弁で目が泳いじゃうようなおばちゃんで大丈夫なのかと不安になります……

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