2013/03/04

夢なき船が漂う──夢の島

2013.2.17【東京都】──「ベイエリアウォーク 21」


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東京夢の島マリーナ、第五福竜丸展示館(Map)

 ここは「東京夢の島マリーナ」ですが、湾奧の港に格納された船が東京湾外に出る機会があるのだろうか?
 それどころか、港内で宴会をしている船をいくつも見かけ、東京湾は船が多くて揺れる、港内なら飲酒運転の取り締まりもない? が理由としたら……
 贅沢品であるレジャーボートはステータスで、海好きのあこがれですから、もうちっと格好良く利用してもらいたい気がします。


 右下は再訪になる「第五福竜丸:1954年ビキニ環礁での米国水素爆弾実験による死の灰を浴びた」の船尾部分。
 当時木造船の金属部分はエンジンとスクリューだけで、舵が木製では操舵が難しかったことでしょう。

 被爆後焼津港に帰還した際、放射線量の多さから隔離〜除染され、東京水産大学の練習船となります。
 展示公開される安心感から、放射線量に対する警戒心が欠けていました。
 今どきは、日常に潜む「想定外」の危機に対する自己防衛意識が必要です(何という時代だ!?)。
 ドラえもんグッズのような「危機探知センサー:放射線、大気汚染、ガス濃度等を感知」的な機能が、スマートフォンに備われば売れる気がします……

 廃船とされた第五福竜丸は、当時ゴミ埋立場だった隣接の若洲に打ち捨てられますが、再発見後の保存運動により現在の地に永久展示されています。

 3月1日は「ビキニデー:米国がビキニ環礁で水爆実験を行い、第五福竜丸が死の灰を浴びた日」として「原水爆禁止運動の日」とされ、静岡県焼津市では「ビキニデー集会」が開かれました。
 現在進行中のイランや北朝鮮の核開発には、異議を訴え続けるしかないのだろうか……

 脱線しますが「ビキニ水着」は、ビキニ環礁の水爆のように「衝撃的な姿」に由来するとあります。
 以前に耳にした際も「バカな表現」と思ったことでしょう。シャレになっていません……


夢の島熱帯植物館(Map)


 なぜか「夢の島熱帯植物館」に足を運ぶと「食虫植物」に関心が向くようです。
 粘着物質で獲物を狙う側でも、そこに引かれる側でもないので、乾燥肌を自覚する者として「うるうる感」に引かれる? というところか……


 上はウチワサボテンの実で、ヨーロッパで食用とされ、メキシコでは野菜のように食されるとのこと。
 新芽の印象があるので、芽を食べたら次の世代が育たないと思うも、メキシコには食べきれないほど茂ってそうです……

 船のエンジンにはディーゼルとガソリンがありますが、夢の島マリーナの給油施設には、ディーゼル用軽油とガソリン用ハイオクだけでレギュラーはありません。
 エンジンの仕様から、ハイオクエンジンでレギュラー使用はNGでも、レギュラーエンジンでハイオク使用は可なので、高い製品を売りつける営業方針のようです。
 船のプロによれば「ハイオクを使っても船の走りはレギュラーとほとんど変わりありません」とすると、燃料会社の言い値で「贅沢税」を払うことになりそうです。
 レジャーボートは海好きのあこがれではありますが、海への夢も「お金次第?」では、ロマンもしぼんでしまいます……


新砂水門(Map)

 これは「新砂水門」付近のGoogle Mapの航空写真です。
 形状としては肛門的なイメージ(?)ですが(左上港内、右下東京湾)、東京湾側からの海水侵入を防ぎます。

 港内から背の高いヨット等が出入りするため、一般的な水門型ではなく「セクターゲート方式」とされます。
 両側の赤い部分が扇の根元を軸に回転しますが、軸部への負荷が大きそうに見えます。
 航空写真のようなアングルを望める場所は無いも、スカイツリーのおかげでシャッターを切れました。
 赤い門の右手前側が荒川・東京湾になります。


 追記──レアアースバブルは日本を救う! かも…

 南鳥島周辺の海底ではこれまで、国内消費量200年程度のレアアースの存在が知られましたが、今回の調査でその密度の高さに研究者が「無尽蔵:計り知れない」との表現をしました(この先生、気持ちよかったろうなぁ〜)。

 世界でも例のないチャレンジだけに、手を挙げ採算に乗せられる企業が出てくれば、「黄金の国ジパング」とされて以来、資源国と注目されるかも知れません。
 こんな「海への夢」を追いかけてみたかったなぁ〜



 この見出しを目にし、コメントする人も少なかろうと……
 大東犬とは、1900年八丈島からの入植者によって持ち込まれ、南大東島内での近親交配から生まれたとされる足の短い犬です。
 素人には、ダックスフントとの交配のように見えますが、どう見ても日本犬なので、奇妙に見えた記憶がよみがえりました……


 追記3──WBC、第1ラウンド通過。

 投手陣の仕上がりは良さそうですし、水ものとされる打撃陣も第1戦の「井端のつなぐバッティング(職人芸の流し打ち)」で、やるべきことを再確認できたでしょう。
 しかし、優勝するには柱となるエースが絶対に必要ですから、マー君の復調が鍵となりそうです。

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